JPBA×PPCJ 第1回定期連絡会 開催のご報告
一般社団法人日本ポーカー事業者連盟(JPBA)は、2025年10月16日(木)一般社団法人日本ポーカー文化振興協議会(PPCJ)と第1回定期連絡会を開催し、両団体の代表理事・理事・正会員・事務局メンバーなど約20名が参加しました。
本会議では、先般開催された「ポーカー文化振興議員連盟」第2回総会の方針を踏まえ、業界共通のガイドライン策定に向けた具体的な検討を開始しました。
本会議での合意・確認事項
JPBAの業界ガイドライン策定に向けたプランをベースに、両団体間で、以下の3点を主要テーマとして議論が行われました。
- 業界ガイドライン策定に関するフェーズプランの合意
第一フェーズでは、風営法の規制にあてはまらないポーカーイベントを対象としてガイドラインを整備していく方針を合意しました。店舗営業領域については、課題点の洗い出しを開始した上で、第二フェーズで整備に取り組んでいく方針を確認しました。
- 業界ガイドライン策定の実務的アプローチに関する確認
風営法・刑法・景表法などの法体系を整理し、ポーカーイベントにおける「風営法適用除外要件」の明確化と、業界全体で共有できる「適法プライズ付与モデル」の確立を目指すことを確認しました。また、「適法プライズ付与モデル」については、複数の適法モデルの確立を目指すことと、不適法となる要件やラインなどを盛り込んでいく方針を確認しました。
- 行政・議連への照会に関する計画の共有
両団体の協力のもと、経済産業省や警察庁を中心とする行政機関への照会、有識者への意見聴取を進め、年内に両団体による中間整理をまとめる計画が共有されました。
- ポーカー事業者の加盟率、業界カバー率の向上に向けた合意
両団体が業界団体としての信頼性向上に向けて、加盟率および業界カバー率の拡大に取り組むことで合意しました。
今後の方針
本会議では、2026年内の業界ガイドライン完成を目標とし、年内には第1フェーズとなる「イベント領域の中間整理」を共同で取りまとめ、行政機関への照会、有識者への意見聴取を進める方針です。一方で、第2フェーズで予定する「店舗事業領域」についても、ワーキンググループを設けて、課題点の確認を進めていくこととしました。
また、次回以降の定期連絡会では、行政照会の進捗報告およびガイドライン素案の検討を中心に議論を進める予定です。
JPBAは、引き続きPPCJとも連携しながら、ポーカー業界の健全かつ継続的な発展の基盤づくりに向けて取り組んでまいります。


